インドのゴア旅行で警察に捕まった話

インド

ヒッピーの聖地ゴア

僕は今IT留学で南インドのバンガロールという所に住んでいます。プログラミングをずっとし続けて疲れが溜まってきていたので先日バンガロールから飛行機で一時間半で行けるゴアというインドのリゾート地に行ってきました。日本人にはなかなか馴染みがなく、日本人にとっては行く機会もあまりないと思うので今回はリゾート地ゴアの紹介というよりは、僕がゴアでしたクレイジーな経験「警察に捕まる」ということについて記事を書いていきます!

インドの観光地は公共交通機関が少ないので…

今回の事件はインドの公共交通機関の未発達ゆえに起こったといっても過言ではないのです。デリーやバンガロールなどの都会は公共交通機関やUberなどの安全な配車アプリが揃っているのですが、インドの観光地は大体都心から離れた場所にあり全くと行っていいほど移動手段が整っていません。そのため毎回のように日本人をカモにしようとするインド人ドライバーと熾烈な値段交渉をしないといけないのです。これがインド旅行の現実です。

今回のゴア旅行は、バンガロールで知り合った日本人の友達と二人でいったのですが値段交渉はつかれるのでゴア内ではバイクを借りて移動をしようと決めましたがこれが悪夢の始まりでした…。

借りたバイクが整備不良で…

宿から最寄りのバイクレンタル屋さんに行き、値段を聞いた所なんと1日300ルピー!日本円にして500円程度です。電話番号だけ聞かれてすぐに貸してくれました。この手軽すぎるバイクレンタル屋さんをもっと怪しんでおくべきだったと今でも後悔しています。

その時の僕はというとインドでの初バイクにウキウキで、まさかこの写真を撮った15分後に警察に捕まるとは思ってもいませんでした。

怪しいポイントその1

まず最初に驚いたのは二人乗りなのにヘルメットを一つしか貸してくれなかったのです。しかし、インド人は確かにみんなノーヘルでバイクを運転しているので「ゴアではそういうものなのか」と自分に言い聞かせていました。

怪しいポイントその2

そして、今回利用するバイクを見せてくれたその時です!何かが足りない…そう、左のバックミラーがついてないのです。誰がみてもわかるような整備不良車。「これはさすがに」…と思いましたが周りを見るとミラーなんぞ知らないとばかりに、ミラー無しのバイクがビュンビュン通っています。僕はまたしても自分の中でインドはこういうものかと言い聞かせました。しかしこれが後の悪夢の引き金となりました。

怪しいポイントその3

そして、バイク屋のおじちゃんが当たり前のように「このバイクガソリン残り少ないから」と言い放つのです。インドで給油もしたことないしましてやどこにガソリンスタンドがあるかもわからないのにガソリンが無い…。こればかりは僕もあせりガソリンスタンドの場所を聞きました。「この道を真っ直ぐいけばガソリンスタンドがあるよ」とのこと。これもなるようになると思い無理やり納得しました。

ガソリンスタンドが空いてない!?

様々な怪しいポイントがありましたが「インドだし…」と自分に言い聞かせいざ出発!友達は後ろにノーヘルで乗っています。まあなんだかんだ言いましたがインドをバイクで移動するのは「超気持ちいい!!」色々な不安も吹き飛び二人でテンションアゲアゲでした。そうこうしているうちにガソリンスタンドを発見。順調な滑り出しで意気揚々にガソリンスタンドに入りました。

ガソリンスタンドでうろついていたらインド人の店員さんらしき人が僕たちの方に歩いてきて、「今日はガソリンが無いんだ。」と衝撃の一言。「道端にガソリン売ってる店があるからそこで買うといい」という謎のアドバイスと共に去っていきました。その時の僕はまぁパニックです。「道端にガソリン売ってるってどゆこと?!」と友達と驚愕。しかし、何も無いガソリンスタンドに留まる訳にも行かず、いつ止まるかわからないバイクと共にバイクの旅再開です。そして悲劇が起きます。

インド警察との遭遇

ガソリンが切れないことを願いつつ再出発をしたわずか一分後。なんと前方には警察の姿。しかも僕たちに向かって手招きをしています。そう、こっちへ来いという合図です。軽くパニック状態の僕たちはなされるがままに警察が待機している道端にバイクを止めます。

そして案の定「ミラーがついていない」的なことを言われました。こちらは最初からなかったと抗議しましたが相手は全く英語を理解している気配はなく、紙に1500という数字を提示してきました。そう、1500ルピー払えば見逃してやるという賄賂的なやつです。さすがに1500ルピーは高すぎると思いダメ元で1000ルピーはどうだと値段交渉をしたらまさかのOK。値段交渉が通る時点で正式な罰金では無いことは明らかです。

僕ら以外にも警察に止められているバイクが数台ありましたが、ドライバーは全員欧米人でした。この警察は観光客だけを取調べして、整備不良のバイクにいちゃもんを付けてお金を取っていたのです。このときばかりは警察の腐敗っぷりに呆れて物も言えませんでした。怒りというよりは、こんなことをするインド人に対して悲しみが湧いてきました。

1000ルピーを払ったら何事もなかったように警察は次の観光客の所に歩いていきました。そして僕たちの旅も再開です。

ついにガス欠

目的地までまだ全然距離があるのにも関わらず警察に捕まってしまったため、その後の運転はまぁ怖かったです。何度も何度も1000ルピー払ってたら溜まったもんではありません。しかし、警察の件で完全に頭の中から消えていたもう一つの問題が発生しました。そう、ガソリンがついに無くなったのです。

とりあえず道端にバイクを止めてあたりを見渡しますがもちろんガソリンスタンドは見当たりません。しかし、近くにあるよく分からないお店にガソリンらしきものが入ったペットボトルが置いてあるのを発見!1リットルのボトル一本で90ルピーだったので2本購入。人生初のペットボトルからのガソリン注入でしたがなんとかガソリン注入成功。再び警察の恐怖に怯えながら出発です。

ペットボトルのガソリンで給油している友人。そもそも給油口ってシート下にあるもんですかね??

二度目の警察との遭遇

給油を終えバイクの旅を開始したその時、遠くの橋に警察が見えたのです。警察を避けようにも目的地にたどり着くためにはどうしてもその橋を渡らなければならなかったのです。警察も観光客が多く通る所を狙って待ち伏せをしていたんですね。

一回目の警察で「これは警察が自信のお小遣い稼ぎであるため公式の取り調べとは違う」ということを思っていた僕は、警察に腕を出されて止めかけられたのを振りっきってそのまま突き抜けました。案の定警察は追いかけてくることはなく、次の観光客探しに取り組んでいました。振りっ来た瞬間は「これもしかしてガチでやばいことしやんじゃないか?」と思っていましたが、大丈夫で結果として無駄なお金を払う必要がなかったので良い判断をしたということにしておきました。日本でこんな事やったら一発でアウトですね…。

インドでのバイクはもう勘弁…

今回の経験を通してインドでのバイク運転は本当に勘弁だなと思いました。また、Uberや公共交通機関が発達してないインド国内の旅行も当分の間はゴメンだなと感じました。インドでの旅行は間違いなく、日本人の僕たちが予想にもしないことが起きるのでみなさんもインド旅行をするときには気をつけてください。

この記事を書いた人

京都在住の大学生
大学を休学してアメリカへ8ヶ月の語学留学。その後プログラミングに興味を持ちインドでプログラミングを勉強。英語のことや留学のこと、Wordpressのことについての記事を書いていきます。大学の専攻は社会福祉。
Twiiterもやっているのでこちらからフォローお願いします!